Blog

高知県北川村の柚子

2011.12.16

高知県北川村は、高知県東部にある山間の村。高知市内から車で約1時間半、太平洋を見ながら走っていたのに、道を折れた途端、山に囲まれました。高知県の9割が山だということを実感しながら北川村へ。
Café & Meal MUJI で使っている柚子果汁は、ここ北川村で収穫された柚子を搾ったもの。

cafe_clumn_img_111216_01.jpg

北川村

北川村に伺ったのは11月初旬。ちょうど柚子の収穫が始まった時期でした。
私たちも柚子を収穫させてもらいましたが、柚子の木には長さ5センチくらいの棘があるため、どの枝の間から手を伸ばそうか迷います。
この棘が柚子に刺さると、そこから病気になったり傷んだりしてしまうそうです。スーパーや八百屋さんで並んでいる、きれいな柚子を作るのが簡単ではないことがわかります。

ところで、みなさんは「実生」「接木」という言葉をご存知ですか?
柚子の説明を受けている間、この言葉が何度も出てきました。
私たちも、なんとなく聞いたことがあるくらいだったので、この違いを簡単に説明していただきました。

「実生(みしょう)」の柚子と「接木(つぎき)」の柚子

cafe_clumn_img_111216_02.jpg

「実生の柚子」枝に苔がついた、立派な古木

「実生(みしょう)」とは、柚子の種から芽が出てそのまま成長したもの。実生の柚子のほうが香りが強いのですが、実が出来るようになるまでに15年ほどかかります。(そのため、現在では新たに種から育てることはほとんどされていません。北川村には実生の柚子が多く植わっているということですが、そのことからも、ここでは古くから柚子栽培をしていたことがわかります。)

cafe_clumn_img_111216_03.jpg

「接木(つぎき)」は、木を人為的に別の木に接着させて一つにすることを言います。接木をすることで実が出来るまでにかかる年数を短縮できるのです。接木の柚子の場合は、2~3年で実が出来るそう。木の高さも低く抑えられるので、受粉や摘果といった作業がしやすく、現在ではほとんどの柚子の産地で「接木」が主力となっているというのもうなずけます。

冬至に柚子湯

今年の冬至は12月22日(木)。冬至には柚子湯に入るのが慣わしとなっていますが、それは冬が旬の柚子は香りがとても強く、この香りで邪気をはらうといわれているから。
また、柚子皮に含まれる精油成分が血行を促進するため、保温効果があり風邪を予防、クエン酸やビタミンCによる美肌効果やリラックス効果もあるといわれています。
冬至の日だけではなく、寒い夜、冷えた体を「柚子湯」で温めてください。ガーゼの袋に皮や実を入れて、つぶしながら入浴するのがおすすめです。

柚子を味わおう

鍋料理にも欠かせない柚子ですが、それだけではもったいない!
Café & Meal MUJI ではドリンクに北川村の柚子果汁をたっぷり使っています。すっきり爽やかな風味と甘み、独特の苦み。「柚子スカッシュ」や「ホット柚子ドリンク」は口に入れると、誰もがまず「すっぱ~い!」と一言。でも、飲みすすめる(食べすすめる)うちに、この爽やかさがクセになって、「おいしい!」に変わります。

cafe_clumn_img_111216_05.jpg

柚子スカッシュ 400円

Topics: Column
一覧に戻る