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夏のスープ

2013.6.21

フィンランドのサマースープ『ケサケイット』を元にした夏のスープ。フィンランドでは、その年にとれた初物の野菜を使うのが定番だそうです。(『ケサケイット』の「ケサ」が”夏”、「ケイット」が”スープ”という意味です。)じゃがいもやカリフラワー、豆野菜が入った『ケサケイット』は、ブイヨンで野菜を煮込み、仕上げに牛乳を入れてディルを散らしたらできあがり。

野菜

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今回の『夏のスープ』には、契約農家さんで作っていただいた豆野菜とズッキーニが入っています。白いスープにグリーンの野菜を散らし、目にも爽やかな仕上がり。クリームスープのように見えますが、ベースのチキンブイヨンに牛乳を加えているだけのあっさり味です。

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新鮮な野菜を手際よく切り分け、まずは下ごしらえ。
インゲンや、モロッコインゲンは下ゆでをした後、氷水に取り、食べやすい大きさに切り分けます。
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根野菜はじっくりとオーブンで焼き上げます。
時間をかけて火を通すことで、素材の旨味を最大限に引き出します。
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カリフラワーとズッキーニも、オーブンへ。
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こだわりの野菜と無添加のベーコンを使ったスープベースに、焼き上がった野菜と野菜から出たスープを移します。
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じっくりと煮込んだあと、仕上げに牛乳を加え、塩と胡椒で味を整えます。

たっぷりの夏野菜を丁寧に煮込んだ『夏のスープ』。
暑さに疲れた体にも、冷房に冷えた体にもしみわたる優しい味です。

dill.jpgディルについて

ピクルスに使うのがよく知られている調理方法ですが、スモークサーモン等魚料理のほかマヨネーズやヨーグルトとの相性が良いハーブです。すっきりさわやかな香りが特長で、ヨーロッパでは子供の夜泣きを静めるハーブティーに用いられることもあるそう。

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豆野菜について

信州佐久の石川徹さんに作っていただいている「いんげん」と「モロッコいんげん」。標高850~1000mの高冷地で栽培されています。ここは昼夜の温度差があり、また日照時間も長い環境のため、糖度の高い野菜に仕上がるそう。肥料は有機肥料とミネラル資材を用いられており、農薬は一切使われていません。じっくり根を張らせて育てた豆野菜は、肉厚で歯ごたえがあり、しっかりした味わいです。


夏のスープ

季節の野菜を鶏のブイヨンでやさしく煮込みました。仕上げはこだわり牛乳と契約農家の豆野菜でさっぱりとした味わいに仕上げました。

サラダ、パンまたはごはん付き 930円

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