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田植え

2014.5.30

 毎年恒例”蛇紋岩米”の田植えに行ってきました。前日の雨もあがり雲ひとつない青空の下、新緑がまぶしい中で、今年の参加者は初めての田植えに張り切って臨みました。

 まずは長靴にはきかえ、稲の苗について説明を受けました。現在では手植えではなく田植え機を使うため機械にあわせて苗はシート状にまとまっています。手植えの場合にはその固まりから3株ほどの苗をとって植えていきます。根っこが絡み合っているので、その根っこをひきちぎらないようにとらないと、根っこが短い苗を植えるとしっかり根がはりません。また苗は1株が5~6倍に増えるため、一か所にたくさん植えてしまうと密集してしまい育ちが悪くなる原因になります。

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 いよいよ田んぼの中へ。意外に土手の傾斜が急なことや、泥の中は思っている以上に深いことに驚きながらそれぞれの持ち場へ移動しますが、泥の中を歩くことに慣れていないためなかなか前へ進むことができません。
田んぼへ入った最初のうちはわぁわぁ言っていましたが、歩くことにも植えることにも慣れてくると目印に沿ってどんどん植えていきます。田んぼの表面は平らなように見えても、人が歩いたところは大きな穴が開いていたり石ころがあったりとでこぼこしています。苗を深く植えてしまうと泥に埋もれてしまい、浅すぎると水を入れたときに流されてしまうので、水の中で地表をならしながら植えなければなりません。(植えるというよりは、泥に差し込むという感じでした。)

 たった3列だけですが手植えを終え、次に田植え機を使わせていただきました。手植えと違い一気に4列分をリズミカルに植えていける田植え機ですが、初心者はコツがつかめず時々思いっきり苗の列を歪めてしまうことも。みんなで交代しながら何とか2反(600坪)の田んぼ一枚分の田植えを終えたのは、何と2時間後でした。

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