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シェフが教える’おいしいレシピ’ 「本和香糖の焼きプリン」

2020.5.7

今回は、デザートメニューで人気No1の「本和香糖の焼きプリン」のレシピを紹介します。
本和香糖のやさしい甘さと、やわらかすぎない昔なつかしい食感が特長です。

ご案内するのはCafé&Meal MUJIの森谷シェフ。
ご自宅でも簡単に再現できるようにレシピをアレンジし、おいしく作れるポイントとともにご紹介します。

■材料(100㏄のプリン型 4個分)
【カラメル用】
本和香糖 45g
水 小さじ3
加熱後に加える水 小さじ3

【プリン用】
本和香糖 70g
牛乳 210cc
生クリーム 30cc
全卵Sサイズ 3個(120g)

※本和香糖は、三温糖などで代用できます。その際、砂糖の分量は1割減を目安にしてください。

0507  プリン 材料 低

■作り方
【カラメルの作り方】
① 本和香糖と水を小鍋に入れて中火で混ぜながら火にかける
気泡に粘りが出てきて、全体が濃いあめ色になったら、一度火から降ろし、その後分量の水を入れて伸ばしていく
(水を加える際、熱い蒸気が立つのでやけどに注意)

0507  プリン 鍋カラメル 低

② カラメルソースを型に流しいれ、冷蔵庫で冷やしておく
(型に流したカラメルは手早く型の底面に広げてください。型からプリンを抜いた際に綺麗な表面になります)

【プリンの作り方】
① 鍋に卵以外の材料をすべて入れて中火で火にかけ、沸騰しないよう、湯気が漂うくらい温める
(温度の目安は60℃ 熱くなりすぎると卵が固まってしまうので注意)
② 全卵をしっかりほぐしたら、①を少しづつ入れよく混ぜる
(卵をほぐした際、一度ザルなどでこすとよりなめらかな仕上りになります)
③ ②を目の細かいザル等でこして別のボウルに移し、その後スプーンなどで表面の泡を取り除く
④ プリン型全体が入る深さのバットにキッチンペーパーを敷き、プリンの型を並べる
(キッチンペーパーは、バットの中で型が滑らないようにするために敷きます)
⑤ ③をメジャーカップやお玉などで、型の9割目安で注ぐ。バットに45℃くらいのお湯を流しいれ、型が8割ほど浸かるようにする

0507  プリン 型ながし 低

⑥ 150°Cにあたためたオーブンで約45分蒸し焼きにする
⑦ 竹串やつまようじを刺して何もついてこなければオーブンから出し、常温で粗熱をとって冷ましたら冷蔵庫で1時間ほど冷やす
焼き上がりの目安は型を少し揺らした際にあまり揺れないこと、真中だけ揺れたりするとまだ中心に火が入っていないことが多いので注意
⑧ 型からプリンをはずす
冷えたプリンの縁を、小さいスプーンの腹部分でやさしく押し、一周させる。型の上に皿をのせひっくり返し、上下に揺すって中身が出たらゆっくり型を上げる

0507  プリン 型だし 低

*シェフのひとこと
「カラメルソースを黒糖で作ると、いつものプリントは一味違った和スイーツのような味を楽しめます。卵や牛乳など、ご家庭にある材料で簡単にできるので、ぜひご自宅で試してみてください」

今回レシピを教えてくれたのは

0507  プリン 森谷さん 低

・森谷 修一さん
新宿店や旧有楽町店など全国のCafé&Meal MUJIでシェフを経験し、現在は季節ごとに変わるデリやデザートのレシピ開発を行っています。
趣味も「変わった食材や知らない野菜などを、自宅で調理(実験)をすること」で
「料理が苦手な方や初心者の方でも、自宅で楽しんでもらえればうれしいです。」とのことです。

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