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シェフに教わる旬のたより「なす」

2021.5.27

Café&Meal MUJI では旬の食材を使った、デリやデザートをご用意しています。
毎日食材と向き合っているシェフだからこそ知っている食材の扱い方や、自然の旨味を引き出すシンプルな食べ方を伝える、旬のたよりです。今回は「なす」を紹介します。

■基本の煮浸し
出汁が染みた、とろっとしたなすを味わえるレシピです。
油で調理する場合は灰汁(アク)を抑えることができるため
水にさらす必要がありません。

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材料
なす 4本
干しえび出汁 400cc
※前日に干しえび10gに、水400ccを入れておく
ごま油 大さじ1

醤油 大さじ3
砂糖 小さじ2
みりん 小さじ2
酢 小さじ1.5

作り方
① なすはヘタをとり、縦4等分に浅く切り込みを入れる
② フライパンにごま油となすを入れ、油が全面になじむように回しながら1〜2分程焼く
③ 出汁を加えて沸騰したら、醤油、砂糖、みりんと酢を入れ、落し蓋をして中火で10〜15分程度煮る
④ なすが煮えたら火を止め粗熱をとり、保存容器に入れる。冷蔵庫に半日程置き、味を馴染ませる。
※冷蔵保存の目安は3日以内です

ひと工夫
煮浸しは保存食として作っておくと、冷たいままさっと食べられる1品になります。
そうめんと合わせると簡単にメイン料理ができます。

■食材の選び方
・持った時に重みを感じ、皮にハリと艶があるもの
・ヘタの部分にトゲがあるもの

■保存方法
・なすは暑い時期の野菜なので、冷蔵庫には入れず室温で管理する
・ラップに包み、さらに新聞紙を巻くと水分が蒸発しにくくなり、しなびてしまうことを遅らせられます

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